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ホーチミン市の弁護士、薬物使用の組織化で起訴提案
<写真:laodong.vn>
ホーチミン市弁護士協会に所属する弁護士であるファン・ホア・ニュット氏(37)が、違法薬物使用を組織的に行った疑いで起訴提案を受けた。
同事件には、共犯者としてレー・ティー・クイン・ニュー氏(24)とチャン・ヴァン・トアン氏(30)も関与している。
事件は5月15日午前7時15分頃、ホーチミン市フーニュアン区警察がチャンケーズオン通りの宿泊施設を捜査した際に発覚した。
捜査現場ではニュット氏を含む4人が薬物使用中であり、白い粉が乗った皿やビニール袋、音響・照明機器といったパーティー用の道具が押収された。
この部屋はニュー氏が借りていたもので、トアン氏が薬物を購入し現場に持ち込んでいたことが明らかになった。
トアン氏は当時借家を退去しており、ニュー氏の部屋に一時的に滞在していた。
トアン氏はニュー氏およびT.T.H.T氏とともにニュット氏を飲食に誘い、翌日には宿泊施設で薬物を使用する計画を立てた。
ニュット氏は薬物使用に必要な道具を準備し、さらに薬物購入費の一部を負担していた。
トアン氏はメッセージアプリTelegramを利用して薬物を手配し、2回にわたって購入したことが確認されている。
事件現場では、計5.5gのケタミンおよびMDMAが押収された。
トアン氏は供述の中で薬物供給者のボーとその仲介者であるチュン・クオック・ナム氏の存在を明らかにしたが、ボーの所在は現在も不明である。
一方、ナム氏はすでに別件で薬物取引容疑により起訴されている。
共犯者であるT.T.H.T氏については、薬物の購入や準備に関与していないとして行政処分の対象とされた。
これに対し、ニュット氏を含む共犯者たちは、ベトナム刑法第255条第2項の違法薬物使用の組織化に該当するとして起訴が提案されている。
ホーチミン市では違法薬物問題が依然として深刻であり、当局は事件の摘発とともに関連組織の壊滅を目指している。
今後の裁判手続により、各被告の責任が正式に問われる見通しである。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。