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ホーチミン、大手旅行誌で「アジアで訪れたい観光地10選」に
<夕暮れ時のベトナム、ホーチミンの空中写真(Tuoi Tre より)>
「アジアで訪れたい観光地10選」のトップ3に唯一東南アジアからホーチミンが選ばれた。
今年、ホーチミン市は世界中で人気の旅行ガイドブック出版社であるロンリープラネットに「アジアで訪れたい観光地10選」として選ばれた。7月10日、そのロンリープラネットは2018年版『アジアのベストスポット』を公開した。
『アジアのベストスポット』第3版では、同社アジア担当者がアジアのベストスポットランキングで「多様的」で「活気のある」都市として韓国の釜山を第1位に、宝石のような美しい建築と古代都市を有するウズベキスタンを第2位に認定した。
そして、第3位にベトナムのホーチミンが「どことなく魅力を放つ巨大都市」として選出された。
『アジアのベストスポット』内のホーチミンについての冒頭には「街中の古くなったアパートが古着屋やコーヒーショップとして使われていたり、東南アジアで最高のクラフトビールをつくる最新のビール醸造所があったり、今と昔の混ざった雰囲気が漂っている」と書かれている。
「その他にも昔からある戦争博物館や屋台街など、ホーチミンにはあらゆるものを受け入れる雰囲気がある」と続く。
ホーチミン市は以前のサイゴンという名でも広く知られており、人口の面でもベトナム最大の都市だ。
ホーチミン市観光課によると、ホーチミンは年間600万人もの外国人観光客が訪れていて、ベトナムで最も人気のある観光地のひとつでもあるという。
『アジアのベストスポット』内では、その他に西ガーツ(インド)、長崎(日本)、チェンマイ(タイ)、ルンビニ(ネパール)、アルガム・ベイ(スリランカ)、四川省(中国)、コモド国立公園(インドネシア)が「アジアで訪れたい観光地10選」として特集された。
ロンリープラネットアジア太平洋地域の広報担当者、 Chris Zeiher氏は「アジアは日常生活の忙しさを忘れることができる広大で多様的な地域だ」と述べている。
同氏は「私たちは12ヶ月を費やし、最高の目的地を選出するため何千もの口コミや評価を総合的にまとめた。『アジアのベストスポット』は観光地としてなじみのないアジアが中心であっても、多くの旅行者を魅了し、各地が人気の観光地となることを期待している」と続ける。
『アジアのベストスポット』の2018年版は各地の情報と共にオンライン上ではすでに公開されている。
アメリカのテネシー州に基盤を置くロンリープラネットは世界を牽引するガイドブックの出版社で、過去4年間にガイドブックを1億4500万部を売り上げ、世界の旅行者のコミュニティを拡大させている。
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