ハノイの”洪水通り”、年間2箇所減少

2019年08月15日(木)00時00分 公開
ハノイの”洪水通り”、年間2箇所減少

ハノイ建設局とハノイ下水・排水公社の代表者らは13日にハノイ市党委員会プロパガンダ・教育部が主催した会議で、雨季のハノイでの都市排水や洪水管理について報告を行なった。

 

ハノイ建設局のHoang Cao Thang副局長によると、過去、ハノイでは18の通りが深刻な洪水が発生する通りとされていた。しかし、ハノイ市当局は2017年に深刻な洪水が発生する通りから、ハドン区のYen Nghia通りとロンビエン区のCo Linh通りを2つの通りを外した。

 

さらに、昨年には、Giai Phong通りとNguyen Chinh通りを深刻な洪水の発生する通りから除外した。しかし、依然として、Giai Phong通りとNguyen Chinh通りの雨季における監視の必要性は残っているという。

 

2時間の平均降雨量が50〜100mmの場合、ハノイの16の通りで洪水が発生する可能性があるという。

 

降水量が少ないにも関わらずハノイで洪水が発生する説明として、ハノイ建設局はTo Lich川、Set川、Kim Nguu川に全体の約35%をしめる77.5平方キロメートルに渡り排水設備が設置されたが、他の地域には設置がが行われていないと説明をした。

 

ハノイ下水・排水公社のVo Tien Hung氏は、計画が承認されたら排水設備を設置するだけでなく、建設計画の確認や様々な部署と連携をとることにより洪水を防ぐことができると語った。

 

現在行われている、日越環境改善株式会社(JVE)と日本の専門家のバイオナノテクノロジーを用いたTo Lich川の水質改善については、まだテスト段階であるため、過去にドイツが行ったRedoxy-3Cテクノロジーとは比較できないと語った。

 

出典:SGGP

 

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