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ホーチミンで非常に強い紫外線、専門家が警告
<ホーチミンでマスクや長袖を身につけ、日焼けを予防しているバイクドライバー(VnExpress/Thanh Nguyenより)>
ホーチミンでは紫外線が強く、日光に当たる時間が短くても、白内障や皮膚ガンになる恐れがあると医師は注意を呼びかけている。
ここ数日、ホーチミンでは健康被害を及ぼす恐れのある強い紫外線を継続的に観測しているという。
南部管区水文気象センターの報告によると、2月に入り、ホーチミンのUVインデックスは10以上を継続的に超え、国連の定めた基準によると紫外線が「非常に強い」「極端に強い」に分類されるという。
イギリスを拠点にする気象予報サービス企業のWeather Onlineによると、ホーチミンでは1月下旬から強い紫外線を観測し、2月8日〜13日にかけてピークに達したという。
専門家は、今回観測された紫外線は皮膚ガンなどの健康被害を及ぼす恐れがあるとしている。
ホーチミンThu Duc病院腫瘍学部門責任者のNguyen Trieu Vuさんは「日光に当たりすぎると、皮膚は日に焼け乾燥し、弾力を失う。それが老化につながり、皮膚ガンになる恐れもある」と話した。
水文気象センターによると、ホーチミンでは今回の乾季に熱波が押し寄せ、午後12時〜3時にかけて気温が35度〜36度に達したという。ホーチミンの乾季は最低でも5月上旬までは続くと見られている。
専門家は、日焼け止めクリームやサングラス、帽子などを使用し紫外線対策をするよう注意を呼びかけている。
UVインデックスは紫外線の強さを国際的に指標化したものだ。UVインデックスは紫外線の強さに比例し、上限のない指標だ。UVインデックス0〜3は「弱い」11以上は「極端に強い」に分類されている。
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