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ホーチミンで濃霧発生、大気汚染が深刻化
25日(金)午後、スモッグに覆われたホーチミンでは住民や外国人在住者が大気汚染の悪化を心配していた。
25日(金)朝、ホーチミンのほとんどの地域がスモッグに覆われ、多くの運転手は視界の悪さに不満を抱いていた。リアルタイム空気質指数(aqicn.org)において、金曜日、ホーチミンの汚染レベルは「不健康」だった。これは子供や呼吸器官に問題がある人は野外活動を制限する必要があるということを示している。
スモッグの密度はホーチミンのBinh Thanh区に位置するベトナム最高層の建物であるLandmark 81の頂上が霞んで見えるほどである。
この写真は午前9時、2区のトゥーティエム地区から撮影されたもので、霧が市の中心部や高層ビルを覆い隠している。
「全てのものが不可思議に見え、まるでダラットにいるようだ」とスモッグが広がるホーチミン中心部に住むVan Tamさんは述べている。
25日(金)朝、温暖な都市の気温は21℃(70℉)まで下がった
<7区のPhu My Bridgeと高層ビルよりも上までスモッグで覆われていた>
<8区ドイ運河に浮かぶボートの様子>
通行人は「ロマンチックな」スモッグの風景に魅了されていたが、健康被害を心配する人もいた。
「このスモッグは気象現象が原因なのか大気汚染が原因なのかわからない。そのため、呼吸器感染症や空気感染を防ぐためにマスクを着用しなければならない」と住民の一人は話している。
正午にはスモッグが消え始めていたが、1区の独立宮殿としても知られる統一会堂の正面では視界が悪い状態が続いていた。
専門家はスモッグに含まれているほこりやその他の有害物質を防ぐために特別な保護対策を行うよう指示している。
現在、大規模な修繕工事を行なっており、観光客が入ることができないサイゴン大教会は金曜日の午後までスモッグに包まれていた。
ホーチミンでのスモッグは10年前までは稀な現象であったが、近年では通常の現象になりつつある。
南部気象センターのLe Dinh Quyet氏によると、最近、ホーチミン市ではスモッグが午後まで発生していることが頻繁にあると話している。これは大気汚染の兆候であり、交通や工場による煙が要因だという。
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