ベトナム、国慶節の祝日延長を提案 国内旅行の活性化で

2020年06月10日(水)00時00分 公開
ベトナム、国慶節の祝日延長を提案 国内旅行の活性化で

<写真:VnExpress>

 

ベトナム政府観光総局(VNAT)は、新型コロナウイルス終息後の国内観光の活性化を目的とし、今年9月2日の国慶節(建国記念日)を9月2日〜9月6日まで延長することを提案したという。

 

ベトナムの国慶節(建国記念日)は、1945年9月2日、ホー・チ・ミンがフランス領インドシナからの独立宣言を行ったことを記念して制定された祝日だ。

 

今年の国慶節である9月2日は水曜日だが、祝日を水曜日から週末まで延長し、国内観光を促進できるようにするとベトナム政府観光総局のNguyen Trung Khanh局長は述べた。

 

ベトナム労働・傷病兵・社会省傘下の労働安全局で年次休暇について担当するHa Tat Thang氏は、これに対して、観光部門の各省庁から国慶節を延長する提案を含む公式文書は受け取ってないとした。

同氏はまた、「新型コロナウイルスが終息し、各企業は立て直しに集中したいと考えている。各分野で独自の方向性があるが、すべての企業において同等の利益がもたらされなくてはならない。」と述べた。

さらに、祝日が延長されるかどうかは、政府が決断を下すだろうと付け加えた。

 

今年のベトナムの祝日は合計14日あるが、残すは国慶節だけだ。

今回の提案が採択されれば、2021年からベトナムの国慶節の祝日は9月1日〜3日の3日間になるかもしれない。

 

 

※この記事は各ニュースソースを参考に編集・制作しています。

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