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ベトナム、今年中にコロナワクチン1億2000万回分を受け取りへ
<写真:VN Express>
保健省によると、ベトナムは今年中に複数の製造元から、新型コロナウイルスのワクチン1億2000万回分以上を受け取る方針だという。
そのうち3890万回分は、ワクチンの公平な分配を目指す国際的な枠組み「コバックス(COVAX)」を通じて無償提供される。
ベトナムでは、コバックスを通じて、4月・5月にアストラゼネカ製ワクチン約250万回分が到着していた。
また、ベトナム政府はアストラゼネカ製ワクチン3000万回分を注文しており、そのうちの40万回分を既に受け取っている。
保健省はまた、ロシア製ワクチン「スプートニクV」について、ロシアと今年中に2000万回分の受け取ることで合意している。
一方で、受け取り可能な時期に関してはまだ発表されていない。
モデルナ製ワクチンについては、同社のアジアにおける供給パートナーであるアジア大手ヘルスケアサービスプロバイダーZuellig Pharma社を通じ、5月中にワクチン500万回分をベトナムに供給するとしていた。
このワクチンは、ホーチミン市が購入する方針だという。
ファイザー製のワクチンについては、計3100万回分が提供される方針で、半分が第3四半期、残りの半分が第4四半期に到着するという。
保健省は今年、人口の70%にあたるワクチン1億5000万回分の確保を目指していると発表しており、ワクチンの供給源を探すだけでなく、国内での生産も目指すとしている。
これについて、保健省傘下の第1ワクチン生薬製造会社(VABIOTECH)は、7月からベトナムで月にスプートニクV500万回分の生産を開始する方針だと明かしている。
Truong Quoc Cuong副大臣は3日、ベトナムは新型コロナウイルスのワクチン計1億7000万回分を確保したと明かしたが、残りの5000万回分の供給源は明らかになっていない。
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