ベトナム国産ワクチン、被験者不足で治験中止

2021年12月02日(木)10時02分 公開
ベトナム国産ワクチン、被験者不足で治験中止

ベトナム保健省傘下のワクチン医学生物学研究所(IVAC)が開発中の国産の新型コロナウイルスワクチン「コビバック(Covivac)」について、被験者が集まらないことから第3期臨床試験を中止することが発表された。

 

国立衛生疫学研究所の治験センターのVu Dinh Thiem局長によると、同ワクチンの第3期臨床試験では4000人の被験者が必要だったという。

しかし、国内でワクチン接種が急速に進んだことで、治験に参加する要件を満たす人でワクチン接種を受けていない人が減少したため、被験者の確保が難しい状況になったという。

このことから、同ワクチンの第3期臨床試験は中止し、国立衛生疫学研究所は別の方法を模索しているという。

 

Thiem局長は、現在、3回目のブースターショット(追加接種)で将来的に臨床試験を行うことについても検討していると明らかにした。

 

ワクチン医学生物学研究所の代表者は、現時点で、第3期臨床試験を再開する具体的なスケジュールはないとした。

 

現在、ベトナムでは地場ナノゲン(Nanogen)社が製造する新型コロナウイルスワクチン「ナノコバックス(Nanocovax)」の第3期臨床試験が行われている。

そのほか、米国のバイオ製薬会社アークトゥルス(Arcturus)が開発したワクチン「ARCT-154」が臨床試験を行なっており、日本の塩野義製薬も臨床試験を行う計画だ。

 

 

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