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ホーチミン、2022年の経済成長目標は6.5%
<写真:ホーチミン市の様子 / ©️Minh Minh on Unsplash>
ホーチミン市当局は、2022年の経済成長の目標を6〜6.5%に設定した。
8日(土)に開催された2022年の社会経済開発に関する会議で、ホーチミン市人民委員会のマイ人民委員長は、目標を達成するためには、現在の効果的な新型コロナウイルスの感染防止対策の結果を継続することが必要不可欠だと話した。
マイ人民委員長は、市内の感染状況について、9月までで感染拡大の抑制に成功したとしており、ワクチン接種についても18歳以上の人への2回の接種が終わり、3回目の接種を2022年3月までに完了させる計画だと話した。
経済状況については「長くに及んだ行動規制で、市民の生活だけでなく市内の企業に深刻な影響が出たが、現在、経済に関してはいい兆候も見られている」と話した。
同市の2021年の歳入は目標をわずかに上回る3815兆3000億ドン(約19兆4749億円)で、国全体の25〜27%を占めたという。
また、同市の2021年の海外直接投資の流入額は72億3000万(約8372億円)で前年と比較して38.48%増加したという。
マイ人民委員長は2022年の経済成長の目標について、オミクロン株の世界的な流行など新型コロナウイルスの感染状況が未だ予測できないものであることから、簡単な目標ではないとしている。
ホーチミン市は市政府のあらゆるレベルにおいて、デジタルトランスフォーメーション(DX)を加速化させ、情報技術を適用するという。
また、同市政府は経済回復計画の一環として、感染拡大防止対策を実行し、投資環境を改善や企業への支援を引き続き継続する方針だという。
マイ人民委員長は2022年に取り組むべきこととして、新型コロナウイルスへの安全な適用と効果的な抑制、ガバナンスの向上、企業への支援、事業環境の改善をあげている。
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