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薬物中毒の治療薬を誤飲、7歳の男児が入院 ホーチミン
2022年11月22日(火)14時20分 公開
<写真:iStock>
ホーチミン市在住の男児(7)が薬物中毒治療薬のメタドンが入った水を誤飲し、入院する事故が発生した。
男児は19日、同薬品の入った水を誤飲した後に意識不明となり、呼吸が停止した状態でホーチミン市第1小児病院へ搬送された。
メタドンの薬効は36時間で、男児は解毒剤を繰り返し注射する必要がある。
集中治療・毒物対策部のファム・ヴァン・クアン医師によると、21日時点で男児の意識は戻ったが、人工呼吸器と解毒剤の使用が続けられている。
メタドンはヘロインやその他のオピオイド依存症治療薬として一般的に処方され、中毒者が薬物を欲する時の不快感を和らげる効果がある。
しかし、普通の人には猛毒であり、故意に服用すれば脳へのダメージによって生涯にわたり生命維持装置に頼らなければいけなくなったり、死に至ったりすることもある。
医師によると、この男児は直ぐに病院へ搬送されたため助かったという。
保健省は昨年、ホーチミン市を含むいくつかの地域で薬物中毒者が自宅でメタドンを服用できるようにする試験プログラムを開始した。
このプログラムが開始される以前は、薬を服用するために公共の医療施設へ通う必要があった。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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