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ベトナムで所得格差が拡大、富裕層と貧困層の差は約8倍
2023年05月08日(月)10時37分 公開
<写真:VnMedia>
ベトナム統計総局(GSO)が最近発表した「市民生活水準調査」によると、ベトナムの富裕層の平均所得は貧困層の7.6倍であることが明らかになった。
最も所得の高い人口の20%と定義される富裕層の2022年平均所得は月1023万ドン(約5万9000円)であった。
同調査は全国の約4万7000世帯を対象に行われたものである。
調査の結果、平均所得は2021年から11.1%増加して1人当たり月467万ドン(約2万7000円)で、都市部と農村部の両方で上昇し、3年間の減少を経て初の上昇となった。
都市部の平均所得は595万ドン(約3万4000円)、農村部は385万ドン(約2万2000円)を記録した。
南東部は633万ドン(約3万6000円)と最も高い平均所得を記録し、北部の山岳地帯は317万ドン(約1万8000円)と最も低い所得を記録している。
2022年に平均的な人が1カ月に使った費用は2020年から3.3%減の280万ドン(約1万6000円)で、出費の減少は物価上昇の懸念から人々が支出を引き締めたためとされる。
富裕層は貧困層の130万ドン(約7500円)に対して410万ドン(約2万4000円)と3.2倍もの支出をしている。
2022年のベトナム人世帯の平均人数は3.6人で、2.1人が労働年齢である。
GSOは今回の調査で、都市部と農村部、地域間、低所得層と高所得層の間に社会の不平等が依然として存在することが指摘されたと述べている。
パンデミック後の復興政策は社会的弱者により焦点を当てる必要がある。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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