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ベトナム北部で炭疽菌感染が相次ぐ、感染経路は不明
2023年06月08日(木)09時58分 公開
<写真:Lao Dong>
ベトナム北部国境地帯のディエンビエン省で炭疽菌感染が広まっており、6月だけで原因不明の新規感染者を含めて14件の炭疽症が確認されている。
最新の事例では同省トゥアンザオ(Tuan Giao)郡で2歳女児が発熱し、皮膚に水疱や潰瘍が現れ、嘔吐の症状を呈し、知人が処方した漢方薬を服用したが、症状は改善しなかった。
その後、ディエンビエン総合病院に搬送されて肺炎と炭疽症と診断された。
同省疾病管理センター(CDC)によると、女児の健康状態は改善しているが、集中監視下に置かれている。
女児の家族は水牛や牛の肉を摂取しておらず、炭疽症感染者との接触もないため、感染経路は不明である。
同省保健局は5月末に3件の炭疽症クラスターが発生して合計13人が感染したことを報告し、全ての感染者が水牛や牛を屠殺・摂取していたことが明らかになっている。
症状は皮膚の水疱や潰瘍、頭痛、腹痛、下痢、呼吸困難などで、感染者全員に抗生物質が処方され、死者は発生していない。
また、感染者と接触した132人が当局の監視下に置かれている。
保健省はディエンビエン省当局に対し、感染者発生地域の食肉処理および食肉消費を監視するように要請し、地元当局は感染者が発生した全地域の消毒を行う必要がある。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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