おすすめのプロモーション
Loading...
Loading...
Loading...
ベトナム北部で炭疽症クラスター発生、水牛や牛の解体と摂取が原因
2023年06月05日(月)10時08分 公開
<写真:Tuoi Tre>
北部ディエンビエン省で水牛や牛の屠殺や消費に関連した炭疽症が複数確認され、保健省は疫病予防および管理対策の強化を勧告した。
炭疽症はヒツジやヤギなどの家畜や野生動物からヒトに感染することもある人獣共通感染症であるが、ヒトからヒトへは感染しない。
土壌中に自然に存在する炭疽菌は世界中の家畜や野生動物に感染し、人間は感染した動物や汚染された動物性食品との接触によって感染する可能性がある。
ディエンビエン省疾病管理予防センターは、5月5日〜30日に掛けて同省トゥアチュア(Tua Chua)郡の3カ所で住民に炭疽菌が感染した事例を13件報告した。
全ての患者が原因不明で死亡した水牛や牛の解体・摂取に関連した疫学的履歴を持っていたことが明らかになっている。
患者は皮膚の水疱やただれ、頭痛、腹痛、下痢、呼吸困難、体の痛みといった症状を発症している。
保健省傘下の予防医学総局は2日にディエンビエン省保健局に対し、確認されている患者と同じ牛の屠殺と消費に関連した個人の健康状態を速やかに監督・監視するよう促した。
同省保健局は発生地域の環境処理を行い、新たな感染を防止することが求められている。
また、予防医学総局はベトナム山岳地帯の農村部に対し、原因不明で死亡した水牛や牛、馬の解体・摂取を避けるように警告した。
[© poste-vn.com 2012-2024 All Rights Reserved.]
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
あなたにおすすめの記事
もっと見る
Loading...
Loading...
Loading...