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ベトナムの労災は減少傾向、一部地域では依然として多発

2024年09月27日(昨日)07時00分 公開
ベトナムの労災は減少傾向、一部地域では依然として多発

<写真:tuoitre.vn>

 

2024年における労働災害は減少傾向にあるが、一部地域では依然として死亡事故が多発しており、特にドンナイ省では30人、ホーチミン市では26人、ハノイ市では22人が死亡している。

 

9月25日、ベトナム労働・傷病兵・社会問題省は「2024年労働安全衛生月」の総括および「2025年労働安全衛生月」の計画を発表した。

 

労働安全衛生局副局長のチュ・ティ・ハイン氏は、労働安全の強化や職場でのストレス軽減を目的とした施策が各地で展開され、多くの企業や機関が労働災害防止を推進していることを明らかにした。

 

しかし、依然として一部の地域では重大な労働災害が発生している。

 

2024年上半期、労働災害および職業病の発生率は全体的に減少したが、ドンナイ省、ホーチミン市、ハノイ市のほか、クアンニン省で18人、ハイフォン市で12人といった死亡事故が報告された。

 

特に、ある企業では労働安全月間中に重大事故が発生したことが問題視されている。

 

労働安全衛生局は事故の主な原因として、多くの企業が生産再開や業務拡大に重点を置き、安全対策や労働者の健康管理がおろそかになっている点を挙げた。

 

また、企業および労働者の安全意識の欠如、規律の緩み、労働安全衛生に対する予算配分の不十分さも指摘された。

 

長期的な対策としては、地区人民委員会や企業が労働安全衛生の予算を確保し、工業団地や農林水産業など危険性が高い産業に対する監査を強化することが求められている。

 

特に、建設業や採掘業など、労働環境が厳しい場所や機械設備の使用がリスクとなる現場への監督が重要である。

 

さらに、ベトナム農民協会中央委員会のヴ・クオック・フイ氏は、地方レベルでの安全衛生に関する啓発活動を強化し、労働者と企業双方の安全意識向上を図るべきであると述べている。

 

加えて、企業の責任者は安全教育や技術指導を徹底し、事故防止に努める必要があることが強調された。

 

最後に、2025年の「労働安全衛生月」に向けて、労働・傷病兵・社会問題省のレ・ヴァン・タイン次官は、労働者および企業の安全意識と責任感を高めることが最重要課題であると述べ、優れた労働安全管理を実施している企業や機関に対する表彰制度の充実を図る考えを示した。

 

 

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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。


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