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配達員が勝手に端数を切り上げ、オンラインで議論白熱

2024年12月06日(金)07時00分 公開
配達員が勝手に端数を切り上げ、オンラインで議論白熱

<写真:tuoitre-vn>

 

ベトナムのSNSで配達員が注文金額の端数を切り上げて請求した行為について、議論が巻き起こっている。

 

ある注文の金額は9万8600ドン(約583円)であったが、配達員が9万9000ドン(約585円)と切り上げて請求したことをめぐり、ユーザーたちの意見は二分した。

 

支持派は「切り上げは一般的な慣習であり、問題視するほどのことではない」と主張している。

 

多くの店舗が配達員に対しても金額を切り上げて請求することがあるため、それを受けた配達員が同様の対応をするのは当然であるという意見もある。

 

あるユーザーは「9万8600ドン(約583円)を9万9000ドン(約585円)に切り上げるのは普通のこと。端数の400ドン(約2円)はささいな金額であり、文句を言うのはむしろケチ」と述べた。

 

一方、反対派は「金額を勝手に切り上げる行為は不適切であり、透明性を欠く」と主張している。

 

また「端数が小さくても、それを勝手に請求するのは倫理的に問題がある。請求金額は正確であるべき」とする立場を取るユーザーも多い。

 

別のユーザーは「配達員が勝手に端数を切り上げるのは、不公平感を与える。たとえ数百ドンでも、それが顧客の信頼を損ねる原因になる」と語った。

 

議論が拡大する中、問題の発端となったTikTokの投稿者は、議論の意図はあくまで「娯楽」であったと釈明した。

 

投稿者は「配達員が現金で店舗に支払う際、すでに切り上げられている場合が多い。そのため、顧客が正確な金額を振り込むと配達員が損をする場合もある」と説明した。

 

中立的な意見として「配達員が金額を正確に請求すれば、顧客は心遣いとして余分に支払うこともある」との見解も示された。

 

また「心遣いは義務ではなく、あくまで善意であるべき」といったコメントは、多くの支持を集めている。

 

この議論は配達員と顧客との間にあるべき信頼関係や、取引の透明性の重要性を浮き彫りにしており、些細な金額であってもそれが大きな波紋を呼ぶことがある。

 

今後、デジタル決済の普及とともに、このような問題がどのように解決されるか注目される。

 

 

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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。


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