ホーチミン、約3億ドルの地下ショッピングモール建設か
<ホーチミン、ベンタイン市場前の地下鉄第一号線ベンタイン駅で工事が行われている様子(写真提供:Photo by VnExpress/Quynh Tran.)>
ホーチミンの観光名所であるベンタイン市場の近くで、2021年に営業開始予定の2億9600万ドル(約316億円)相当の地下ショッピングモールが建設されている。
このショッピングモールは、現在建設中のベンタイン-スイティエン地下鉄一号線の一部であるベンタイン駅の隣に建設される予定だ。
ショッピングモールの運営は、ベンタイン-スイティエン間の地下鉄第一号線の完成と同時に開始する予定だという。
プロジェクトの責任者によると、このプロジェクトは、掘削量を削減し、より安易に工事を進めるために地下鉄の着工とほぼ同時期に着工したという。
ベンタイン駅は、ホーチミン市の地下鉄の中間地点に相当する。
駅にショッピングモールを併設することで、どちらも利用することが可能である。
この計画は2016年に承認され、ホーチミン市当局が政府開発援助(ODA)に融資を検討していたのも同時期であったという。
国際協力機構(JICA)の見積もりによると、駅の費用は3億6500万ドル(約390億円)とされ、そのうち60%がODAから、残りは日本の投資家から資金調達をした。
さらに2016年、ホーチミン当局は中央政府に対して、同年5月に東神開発株式会社が率いる日本企業連合が計画に投資することを許可する提案をしたという。
グエン・スアン・フック首相は、同プロジェクトにおける最終決定権を持っており、計画投資省、建設省、財務省との協議後に決定を下す予定だ。
この地下プロジェクトは、ベンタイン駅からホーチミン市民劇場までの4万5000㎡の面積を誇る。
商業区域は1万8000㎡の敷地を占め、残りは通路と公共広場になる予定だ。
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