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アフリカ豚コレラ、ベトナム北部で拡大か
2019年02月27日(水)00時00分 公開
<2019年2月25日、ベトナム中部Thanh Hoa省でトラックを消毒する医療関係者の様子(写真提供:VnExpress/Lam Son)>
今週、ベトナムの農場で検出されたアフリカ豚コレラのベトナム北中部Thanh Hoa省での感染拡大が確認された。
先週土曜日、Yen Dinh区の農場で複数の豚が死亡または、病気になっているのが確認されたという。
25日(月)にYen Dinh区人民委員会のLuu Vu Lam氏によって発表された声明によると、豚を検死した結果、アフリカ豚コレラに感染していることが明らかになったという。
同農場では感染の拡大を防ぐため230頭が殺処分されたという。
Lam氏は、Tan Ngu 2 Hamletへの豚の出し入れが禁止されており、消毒作業を行なっていると続けた。
以前、アフリカ豚コレラはベトナム北部Thai Binh省とHung Yen省、ハイフォン市で検出されている。
アフリカ豚コレラは血液や粘液などの体液を介して全ての豚の品種に感染するウイルス性の病気で、出血熱を引き起こし致死率は100%だという。現時点でアフリカ豚コレラの治療法は見つかっていない。
しかし、アフリカ豚コレラの人への感染の危険はないという。
国際獣疫事務局によると、2017年までに20の国と地域でアフリカ豚コレラの発生が確認されており、100万頭以上の豚が殺処分されているという。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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