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空港爆破など計画のテロリスト15人の裁判が開始
ベトナムの祝祭日に合わせ、タンソンニャット空港に火炎瓶を展開し爆破しようとしたとして15人の被疑者の裁判が、火曜からホーチミン市裁判所で行われている。
容疑は「人々の統治に対するテロ」でベトナムでは死刑に相当する罪。判決は金曜に下る予定だ。
起訴状によれば、Dao Minh Quan被告とPham Lisa被告は他国で「破壊活動」グループを主導。テロを計画していたものの、これまで逮捕には至らなかった。
2016年から両被告はSNSを通じて人員を集め、「すべてを殺し、すべてを燃やし、すべてを破壊せよ」というスローガンのもとでテロリスト集団を形成していた、と検察官は主張。
今年4月から、Lisa被告はDang Hoang Thien被告ほか複数人に、空港に火炎瓶を配置するよう指示。その日は1975年4月30日のベトナム戦争の終結およびアメリカからの独立を記念した式典が開催される予定で、それを妨害する目的があったとされる。
検察官の主張によると、火炎瓶配置のための資金は約1200万ドン(約6万円)ほどであった。
4月22日、Ngo Thuy Truong Vy被告とTruong Tan Phat被告は、火炎瓶を駐車場と国際線ターミナルのペーパーボックスの中に設置した。
その後乗客がボックスの異変を発見し、警報を伝えた。
Thien容疑者は駐車場から離れた位置にいたため爆破に失敗。火炎瓶を国際線ターミナルに移した後爆破させ、人々をパニックに陥らせた。
また調査によればThien被告と共犯者は4月初めに、ホーチミン市近郊のBien Hoaにある警察所有の倉庫に放火も重ねて行っており、交通違反で押収したオートバイ320台が燃え、被害額は約13億ドン(約650万円)に上っていた。
テロリスト集団の他メンバーはベトナム全土にわたる別のテロを計画していたとされており、その中にはカンボジアから銃を購入し、ホーチミン市のスーパーマーケットや政府官僚の住居に火炎瓶を設置しようとするものもあった。彼らはまた市のサイゴン大教会の外にて講義デモを企てたことも明らかになっているが、これらの計画は国の治安部隊がいずれも阻止に成功している。
ベトナムにおけるテロは極めて稀である。
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