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ハノイでスクールバスに男子児童放置か、遺体で発見
<ハノイのGateway International Schoolのスクールバス(Photo by VnExpress/Duong Tam.)>
ハノイのGateway International Schoolに通っていた6歳の少年がスクールバスの車内で遺体で発見される事件が発生した。バスの車内に9時間に渡り、放置されたことが死因だと推測されている。
カウザイ区に在住のLe Hoang Longくんは、2日前に Gateway International Schoolに通い始めたばかりで、当日は午前7時にスクールバスに乗車した。
同日午後4時、少年の両親は担任の教師からLongくんが欠席している旨の連絡を受けたという。
「学校を訪れた時、教師からは曖昧な説明を受けた」と少年の父親のLe Van Son氏は語った。
また、「我々が子供を捜索していた時、学校側は子供がバスで寝過ごしたため、E病院へ連れて行ったと説明したが、我々が病院についた頃には既に子供は死亡していた」と話した。
学生が下校する時間である午後4時に意識不明のLongくんを学校職員がでバス車内で発見したという。
Gateway International SchoolのTran Thi Hong Hanh学長は、発見後にLongくん病院に運ばれたと語った。
Longくんの担任教師であるNguyen Thi Thuyさんは朝に出席確認した際、Longくんの欠席を学校側に報告したという。
しかし、Nguyen Thi Thuyさんによると、欠席を保護者に連絡する担当者がその日不在だったため、今回のような事件につながったと語った。
バスの運転手は、生徒をバスの中に忘れられ、放置されていたことを認めた。
<2019年8月6日、Longくんが搬送されたE病院にいるGateway International SchoolのTran Thi Hong Hanh学長の様子(写真提供:Photo by Giao Thong Newspaper.)>
学校職員は、6日朝、Longくんは13人の生徒を乗せていた16人乗りのバスの最後尾に座っていたと語った。
バスが学校に到着したとき、登校初日の2人の生徒が泣き出したため、アシスタントのQuyさんは対応に追われるので忙しく、降りる生徒の数を確認しなかったという。
Quyさんとバスの運転手のPhienさんは、午後に生徒を自宅へを送りに行くまでバス車内の確認をしなかった。
Longくんは運転席のすぐ後ろの列で倒れていたという。
Longくんの遺族は原因解明のため司法解剖を行うことに同意している。
学校は全責任を負うとし、原因解明のために防犯カメラを確認している。
カウザイ区の警察は、学校に情報提供を求めた。
Gateway International Schoolは1〜9学年あり、ハノイに2箇所とハイフォンに1箇所の合計3キャンパスを所有している。
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