日メコン外相会議、日本が116億円のコロナ支援を確認
2020年07月10日(金)00時00分 公開
<写真:VGP News>
9日、日本とタイ、ベトナム、カンボジア、ラオス、ミャンマーのメコン地域5カ国は各国外相による第13回日メコン外相会議をテレビ会議方式で開いた。
会議では、新型コロナウイルス感染拡大に対応するために必要となる保健・医療体制の強化に向けた協力について話し合われ、日本が各国に医療機材など総額116億円相当を供与すると確認したという。
茂木敏充外相と共同で議長を務めたファム・ビン・ミン副首相兼外相は、日本が新型コロナウイルスの影響を受けたベトナムに対しておこなった支援について感謝の意を表した。
また、世界経済が複雑に変化する中で、ウイルスの封じ込めと経済回復における集団的努力をしていくことの必要性をファム・ビン・ミン副首相兼外相は再確認した。
さらに、ファム・ビン・ミン副首相兼外相は医療協力に関して、封じ込め政策に関する情報共有を透明かつよりタイムリーな方法で強化することおよびワクチン製造のための資源の動員と各国における医療体制の強化に同意した。
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