新型コロナウイルス第5波が発生する可能性は低い:ベトナム専門家

2022年07月29日(金)14時42分 公開
新型コロナウイルス第5波が発生する可能性は低い:ベトナム専門家

〈写真:VnExpress〉

 

ベトナムで医療関係に従事する専門家によると、日常的に新型コロナウイルスへの感染と重症例が増加しているが、ベトナムで新たに危機的な流行が起こる可能性は低い。

 

ベトナムでは18日〜24日までの1週間で、入院が必要な重症例患者が329人記録され、前週から73%増加している。

 

保健省によると、21日〜27日では1日の平均感染者数は1327人となっているが、27日には感染者数2676人が記録されている。

 

国立熱帯病病院が受け入れた直近1週間での新型コロナウイルス重症患者数は、前月と比較して4〜5倍に増加しており、現時点で人工呼吸器が必要な患者は25人となっている。

 

ハノイ医科大学病院では中〜重度の患者21人の治療を行っており、新型コロナウイルス感染による入院患者数はこの1週間で1日5人ずつ増加している。

 

同病院は今後しばらくは入院患者が増え続けると予測する。

 

2021年の新型コロナウイルス第4波の際に、ホーチミン市で医療部隊に直接参加していたクアン・テェ・ダン医師は、「社会全体に危機をもたらした致命的な流行は二度と起こらない」として国民に冷静さを保つよう警告する。

 

ベトナムで発生した新型コロナウイルス第4波は2021年4月27日〜2021年11月中旬まで続き、ホーチミン市では全国の死者数の74%に相当する1万7263人の死者を記録した。

 

ダン医師によると、新型コロナウイルスは様々な変異株へと移り変わっており、重症化と死亡を引き起こす様な毒性は低下している。また、ワクチンの効果は低下しているが、病気の進行や死亡を防ぐという点では依然として高い価値を有している。

 

同医師は、「科学的知識と過去の経験から、新型コロナウイルスは今後も新たな亜種で大流行する可能性がある。しかし、その有害性は時間とともに減少し、最終的にはインフルエンザのような季節性の病気になるのではないか」と述べている。

 

現時点では専門家は、マスク着用やワクチン接種などの予防策がまだ必要だとして国民に呼びかけている。

 

公衆衛生緊急オペレーションセンターのチャン・ダック・フー氏は、最近の新型コロナウイルス感染者の増加は、事態が収拾されたと考える人々の怠慢が原因の1つであると指摘する。

 

同氏によると、人々が故意にマスクの着用を中断し、新型コロナウイルス感染の疑いのある症状が出ても検査や隔離をしなくなっている。

 

国立熱帯病病院のグエン・チュン・カップ副院長によると、新型コロナウイルスとコロナウイルス全般について、ワクチン接種や感染によって作られる免疫は不安定であり、数ヶ月後に何度も感染する可能性がある。

 

しかしながら、ワクチン未接種者はより重症化する傾向があるとして、2回のワクチン接種と追加接種を受けるように呼びかけている。

 

 

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