ホーチミン市民の約98%、新型コロナウイルスの抗体を保持

2022年11月28日(月)11時09分 公開
ホーチミン市民の約98%、新型コロナウイルスの抗体を保持

<写真:Tuoi Tre>

 

ホーチミン市民を対象に行われた新型コロナウイルス集団免疫力に関する調査の結果、約98%の同市民が新型コロナウイルスに対する抗体を保有していることが明らかになった。

 

同調査結果は9月にホーチミン市疾病管理センター(HCDC)が熱帯病病院およびオックスフォード大学臨床研究ユニット(OUCRU)と調整した「新型コロナウイルスに対する市井の人々の集団免疫に関する科学的横断調査」から得られた結果である。

 

今年9月に調査チームは同市内の0歳〜70歳、異なる性別や居住地域の者を対象に無作為抽出した839人からサンプルを採取して抗体測定を行った。

 

測定結果では839検体の88.2%がNタンパク質に対する抗体を持っており、98.7%がSタンパク質に対する抗体を持っていることが明らかになった。

 

12歳以下の年齢層におけるSタンパク質に対する抗体レベルは他の年齢層よりも低い傾向にあり、同年齢層のワクチン接種率の低さと一致しているという。

 

今回の調査結果を元にホーチミン市保健部門は同市住民に対し、必要な層へのワクチン接種・追加接種を引き続き呼びかける予定である。

 

 

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