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ホーチミン市のスーパーマーケット、需要の低下で割引を実施
<写真:VnExpress>
ホーチミン市内大半のスーパーマーケットで需要が減少しており、多くの商品に5~50%の割引が提供され、旧正月(テト)連休中も営業が続けられる予定となっている。
消費者から寄せられた情報によると、16万8000ドン(約946円)であった洗剤3kgが11万ドン(約620円)、1kgあたり3万ドン(約169円)であった生麺が2万5000ドン(約141円)、豚肉や野菜は10~30%の値下げが適用されている。
同市内のスーパーマーケットチェーンは、テト近くになっても需要が例年より10~20%減少しているため、大幅な値引きを行っていることを明らかにした。
メガマート(MM Mega Market)のマネージャーによると、厳しい経済状況によって消費意欲が顕著に低下しており、同社スーパーでは食品や自社ブランドなどの必需品に最大50%の割引を適用している。
他のスーパーマーケットであるサトラ(Satra)やバックホアサン(Bach Hoa Xanh)、ビックシー(Big C)でも食品などの価格が引き下げられており、サトラは食器用洗剤や柔軟剤を5~20%割引で販売し、ビックシーでは豚肉価格が6~17.5%下げられた。
各スーパーマーケットは多くの在庫を抱えており、在庫数量は2022年テト比で20〜30%増、平常時比で40〜50%増となっている。また、生鮮食品や必需品、菓子類などの場合は100%高くなっているという。
メガマートやサトラ、ビックシー、コープマート(Co.opmart)など多くの大手スーパーチェーンは、旧暦新年の1月22日を除いてテト期間中も営業を続ける予定である。
ホーチミン市産業貿易局によると、企業は仕入れに約22兆ドン(約1239億円)を費やし、同市内の3つの卸売市場には通常より80%多い1万3000~1万5000トンの商品が毎日入荷しているという。
ホーチミン市では47のショッピングモールと約240のスーパーマーケット、3019のコンビニエンスストアが日々1800トンの食品を供給している。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。