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サントリー・ペプシコ、9年目も環境教育「水育」プログラムを実施

2023年04月05日(水)13時04分 公開
サントリー・ペプシコ、9年目も環境教育「水育」プログラムを実施

<写真:VnExpress>

 

サントリーペプシコ・ベトナム・ビバレッジ社(SPVB)が水資源保護への取り組みの一環として主催する「水育」プログラムの実施が9年目を迎えた。

 

同プログラムは日本のサントリーホールディングスが2004年に開始したもので、事業展開国への貢献として水資源保護の意識を高めるための教育活動であり、2015年に日本以外で初めて同プログラムを実施する国としてベトナムが選択された。

 

同プログラムはベトナムにおける国連の17の持続可能な開発目標のうち6番目の水資源保護を目的としており、同社の水資源保護と持続可能な開発に対する強い努力とコミットメントを示すものである。

 

天然資源環境省による国家水資源報告書では、2030年までにベトナムの経済・家庭用水需要が現在の1.5倍である年間約1220億㎥になることが予測されている。

 

同社のドー・タイ・ヴオン副代表によると、同社は政府の政策や方向性に沿ってベトナムの水資源課題に対処するプログラムを実施し続けており、過去8年間で清潔な水にアクセスするための意識向上や機器提供等の活動によって地域社会に大きな影響を与えた。

 

同プログラムでは14万1000人以上の小学生が3728回の綺麗な水の保存と節約に関する授業に参加し、約3924人の教師やボランティアが全国で参加するなど、260万人以上の人々が恩恵を受けている。

 

プロジェクト実施から9年目となる今年は、教育訓練省を共同議長として更に多くの活動を追加し、プログラムを拡大する予定であるという。

 

同プログラムでは全国小学校の課外授業における小学生向けプログラム教材の審査・承認や指導案作成支援なども行い、300校の5000人以上の教員にトレーニングコースを提供し、6つの省・市で3〜4年生の生徒約21万人を対象に6000の授業を実施する。

 

ランソン省やハノイ市、ダナン市、ダクノン省、ホーチミン市、ビンロン省といった複数の地域では、学校の衛生環境改善を目的とした20のクリーンウォータープロジェクトが実施されている。

 

また、同社はホーチミン共産青年同盟中央委員会との協力の一環で、農業農村開発省森林保護局と協力協定を結び、若い世代に森林資源保護や綺麗な水源を守る意識を広めることを目的として、子どもたちに森林や国立公園を体験してもらう課外活動も行う。

 

天然資源環境省の報告書によると、ベトナムの水資源に関する課題は情報・データベースの不足や水源制御がほぼ不可能であることなどであり、生産や日常生活で使用する綺麗な水へのアクセスは比較的低いままである。

 

同社はこうした課題を解決するためにも、環境と人々のより良い生活の追求を尊重する飲料のリーディングブランドとして、ベトナムで「水育」プログラムを実施している。

 

 

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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。


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