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iPhone 14 Pro Maxの需要低下、輸入価格を下回る
<写真:VnExpress>
ベトナムでは半年前にiPhone 14 Pro Maxが販売されたが、販売後に何度も値下げが行われており、現在では原価割れ状態で販売する店舗も出てきている。
ホーチミン市の小売チェーンでは、3月下旬からiPhone 14 Pro Max 128GBを2699万ドン(約15万880円)で販売しており、一部のアップル正規販売代理店によると、輸入価格よりも10万~30万ドン(約560〜1680円)安い価格である。
また、同モデルを2700万ドン(約15万940円)以下で販売している場合、店舗は損失を被っているという。
家電量販店チェーン「XTMobile」の店長であるレー・スアン・ティン氏によると、店舗は借金返済のためにiPhoneの価格を大幅に下げざるを得ないことがあるが、これほど早く価格が急落したのは今回が初めてである。
通常であればiPhone新モデルの需要減少まで少なくとも3ヶ月かかるが、iPhone14はわずか1カ月半で需要が激減した。発売から半年で一部の店舗が赤字で販売しており、非常に珍しい状況となっている。
正規販売代理店のオーナーであるミン・ブオン氏によると、代理店は販売数が多ければアップルから販売奨励金を受け取ることが可能である。
そのため、同氏の店舗ではiPhone 14を値下げするとともに、アクセサリーや保証パッケージの販売数を増やし、販売奨励金で補填しているという。
iPhone 14は昨年10月にベトナムで販売が開始され、iPhone 14 ProとiPhone 14 Pro Maxは数ヶ月で完売したが、iPhone 14とiPhone 14 Plusについては売上が低迷している。
小売業者によると、iPhone 14とiPhone 14 Plusの売上を合わせても全体の5%にも満たない。
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