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4月にFDIフローが回復、投資先トップはハノイ市
<写真:VnExpress>
2023年に入ってからベトナムへの海外直接投資(FDI)は89億ドル(約1兆1900億円)に達し、1月〜3月期に僅かな減少傾向にあった新規資本が急増した。
計画投資省の外国投資庁(FIA)によると、41億ドル(約5477億6800万円)以上の投資ライセンスを付与された新規プロジェクトは750件で、それぞれ年間65.2%、11.1%増加している。
また、386件のプロジェクトが総額16億6000万ドル(約2217億7900万円)の資本増強を行い、前年同期比で数量で19.5%の増加、金額で68.6%の減少を示した。
投資家がベトナムのビジネス環境に対して自信を持ち、既存プロジェクトの拡大を決定したことを反映している。
2023年の4ヵ月間で外国人投資家は1044件の出資および株式購入を行い、出資額は31億ドル(約4141億3500万円)を超え、前年同期比70.4%増となった。
また、外国人投資家は18の経済分野に投資し、大部分は加工・製造業で、投資総額の57.8%にあたる51億ドル(約6813億1900万円)以上を占めた。
同期間にベトナムに投資した国や地域は77にのぼり、シンガポールが約22億ドル(約2939億200万円)を投じてトップに立ち、日本が約20億ドル(約2671億8400万円)、中国が7億5200万ドル(約1004億6100万円)であった。
FDI投資先の1位はハノイ市で11億ドル(約1469億5400万円)以上、2位はバクザン省、3位はホーチミン市、4位はビンズオン省、5位はドンナイ省が続いた。
FIAによると、FDI部門の輸出は減少したが、国内ビジネス部門の約83億ドル(約1兆1100億円)の貿易赤字を相殺し、今年最初の数ヶ月で約52億ドル(約6946億9100万円)の貿易黒字を獲得するのに貢献したという。
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