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ベトナムで高利貸し組織の首謀者、ラトビア人男性の捜査が進む
<写真:Tuoi Tre>
ホーチミン市の捜査当局はラトビア人男性とその共犯者が運営するtamo.vnとfindo.vnという2つのウェブサイトに関連する高利貸し組織についての調査を進めている。
今年4月にホーチミン市警察はラトビアに拠点を置く金融技術企業Sun Finance Groupが、同グループの3つの法人(Sofi Solutions、Digital Credit、Fincap VN)を通じ、ベトナムで消費者ローンを提供するために2つのウェブサイトを立ち上げたことを発見した。
トゥードゥック市在住のAigars Plivčs氏(38)はウェブサイトを通じた全融資活動を管理するSun Finance Groupの従業員であり、法的な代表者ではないが、貸出、債権回収、コスト管理、人事といった3事業の全活動を監督するCEOを務めている。
Plivčs氏は自身がSofi Solutions Companyの株式を2%保有していることや3社が2つのウェブサイトを通じて共同で融資活動を行っていること、Sofi Solutions社はコンサルティング部門として関係し、Digital Credit社とFincap VN社が融資を行っていることを明らかにした。
捜査では各社が年利を最低401.5%、最高1379.7%と現行の規則で定められた利率の20~68倍も高く設定し、7億8000万ドン(約470万円)以上の不正な利益を得ていることが判明している。
2つのオンライン融資プラットフォームから融資を申し込むには、顧客は各ウェブサイトにログインしてフルネームと電話番号、メールアドレス、給与、銀行口座、ID番号、IDの写真、顔画像といった個人情報を記入し、融資先のスタッフに連絡する必要はない。
その後、借り手の銀行口座に融資が振り込まれるようになっていた。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。