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ホーチミンで銀行強盗発生、容疑者グループはヴィラ襲撃も計画
＜写真：thanhnien.vn＞
ホーチミン市ホクモン郡で偽の爆弾と銃を持って銀行に押し入り、約38億ドン（約2315万4000円）を奪って逃走した3人の容疑者が逮捕された。
事件後の捜査で容疑者は別の銀行やヴィラも狙っていたことが判明している。
事件は24日午前10時30分頃、マスクで顔を隠したグエン・ゴック・ミー容疑者（30）、ラム・フック・ロイ容疑者（23）が、バイクでサコムバンクに到着した。
ミー容疑者とロイ容疑者は自作の銃と爆弾を持って銀行に入り、外にいた警備員を制圧して中に連れて行った。
容疑者らは銀行内にいた客や職員に床に臥せるように命令し、ロイ容疑者は女性職員に10万ドン（約609円）、20万ドン（約1218円）、50万ドン（約3040円）札の束をバックパックへ詰めるように要求し、約38億ドン（約2315万4000円）を奪って逃走した。
事件は約3分ほどの出来事であった。
容疑者らはバイクで約2km離れた薬物更生施設の近くまで逃走し、バイクや服などを焼き捨てた。
その後、事前に用意しておいたレンタカーに乗り換えて、グエン・ティ・ビック・トゥエン容疑者（22）の待つバリア＝ブンタウ省へと逃亡した。
到着後に容疑者らは奪った金を分け合い、ミー容疑者は15億ドン（約913万9700円）、ロイ容疑者は13億ドン（約792万1110円）、トゥエン容疑者は10億ドン（約609万3160円）を受け取った。
容疑者らはその後、別々に外国へ逃亡しようとした。
ミー容疑者はシンガポールへ出国しようとしてタンソンニャット国際空港で逮捕された。
ロイ容疑者はカンボジアへ逃亡しようとしてバリア＝ブンタウ省で逮捕され、トゥエン容疑者も同様に同省内で逮捕されている。
容疑者らは外国へ逃亡した後、ベトナムに戻ってホーチミン市内のヴィラを襲撃する計画を立てていたという。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
