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高金利貸付で年利365%、返済を迫りマムトム攻撃
<写真:laodong.vn>
ハノイ市で高金利貸付で最大年利365%を課し、返済を迫るためにマムトムや廃油を家屋に投げ込むなどの脅迫行為を行った男が告発された。
5日に同市ハドン区警察は、資産強奪および民事取引における高金利貸付の疑いでファム・マイン・フン容疑者(34)を起訴・拘留した。
調査によると、2023年12月から2024年4月までの間、ある女性がフン容疑者から6回にわたり総額5億ドン(約315万円)を借り、年利292〜365%となる日利8000〜1万ドン(約50〜63円)の利息を支払う契約を結び、両者は10日ごとに利息を支払うことで合意していた。
2024年4月までに、女性は元金とは別に4億4300万ドン(約279万円)の利息を支払う必要があった。しかし、女性が支払いに遅れたため、フン容疑者は利息と罰金の合計1億5000万ドン(約94万5000円)を追加で請求した。
フン容疑者は新たに借用書を書くように求めたが、女性には支払能力がなかった。
返済が滞ったため、フン容疑者は女性を何度も罵倒するとともに脅迫メッセージを送信し、4回にわたりマムトムや廃油の混合物を女性の家屋に投げ込む嫌がらせをした。
捜査機関に対して、フン容疑者は2023年12月から高金利貸付を行っており、年利146%から365%の範囲であったと供述している。
フン容疑者は警察の目を逃れるために店舗を開設せず、主に紹介によって顧客を得ており、貸付の際には借主に借用書を書かせ、一部の個人書類を担保として保管していた。
顧客が返済に応じない場合、フン容疑者は電話やメッセージで脅迫し、家に汚物を投げ込むなどして返済を迫っていたという。
ベトナムでは嫌がらせの手段として、家屋にマムトムを投げ込むことが広く知られている。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。