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ホーチミンで高利貸がマムトム攻撃、年利324%の違法融資が発覚
<写真:Phap Luat>
ホーチミン市タンビン区で発生した家屋へのペンキとマムトムの散布事件から、高利貸しを行っていたグループの存在が浮上した。
このグループは324%の年利での貸し付けを行っており、同区警察はフオン・ゴック・トゥー容疑者(27)ら6人を逮捕し、強盗や財産の破壊などの容疑で取り調べを進めている。
1日未明、同区バウカット(Bàu Cát)通り229番地の家屋に何者かがペンキやマムトムを撒き散らした。
家主の女性によると、息子が多くの人々から借金しており、返済能力を失っていたという。
事件の背景には法外な利子での貸し付けや財産強奪の兆候があり、同区警察は捜査を拡大した。
タック・ズン容疑者(27)とタック・ティ・ミン・タム容疑者(25)は、トゥー容疑者から家屋にペンキとマムトムを撒く仕事を1回100万ドン(約6100円)で依頼されたと供述している。
トゥー容疑者らのグループは、年利324%・月利27%で貸し付けを行っており、総額10億ドン(約610万円)を貸し付けていたことが明らかとなった。
債務者には1000万〜1億5000万ドン(約6万1000〜91万3700円)の間で融資が行われ、手数料として借りた総額の5%〜10%が前もって徴収されていた。
グループの拠点となっていた場所からは、多くの借金記録や借り手のIDなどが押収された。
同区警察は60人以上の債務者を確認し、トゥー容疑者とドアン・ティ・フオン容疑者から借金をしていた8人に対して事情聴取をした。
その結果、フオン容疑者は4人に合計4億5000万ドン(約274万1000円)を貸し出し、1億5200万ドン(約92万6000円)の不正な利益を、トゥー容疑者は5人に合計14億3500万ドン(約874万2300円)を貸し付け、3億8600万ドン(約235万1600円)を得ていたことが確認された。
現在、この事件に関する更なる捜査が進められている。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。