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ベトナムとロシアの二国間貿易、約46%増で高成長を維持
<写真:baomoi.com>
2024年初頭からの7か月間において、ベトナムとロシア連邦との間の二国間貿易額は27億4000万ドル(約4兆330億60万)に達し、前年同期比で45.5%の増加を記録した。
ベトナム税関総局のデータによれば、輸出額は13億6000万ドル(約2001億8240万円)で46.4%増加し、輸入額は13億8000万ドル(約2031億1220万円)で44.6%増加している。
ロシア向けの輸出品目の中で、鋼鉄製品が6億9790万ドル(約1026億6090万円)と最も高く、前年同期比で価値ベースで166%、量ベースで240%の増加を示した。
また、菓子類および穀物が1810万ドル(約26億6313万円)で116%増、魚介類が1億1670万ドル(約171億6327万円)で105%増、繊維製品が4億5890ドル(約675億4209万円)で95.7%増と、いずれも顕著な成長を遂げている。
一方で、履物の輸出は610万ドル(約8億9786万円)と52.6%の減少を見せるなど、一部の品目では減少傾向も見られた。
特に、陶器製品が33%減少し、ゴム製品が20.2%減少するなどの減少が報告されている。
輸入面では、ロシアからの肥料の輸入が急増し、1億6550万ドル(約243億6174万円)で325%の増加を記録し、量ベースでも400%近く増加した。
また、石炭や化学製品、自動車部品などの輸入も大幅に増加している一方、魚介類や石油製品、電線などの輸入は減少した。
専門家はこの二国間貿易の急増について、主にベトナムとユーラシア経済連合(EAEU)との自由貿易協定(FTA)がもたらした経済的利益によるものであり、両国企業の経済協力、貿易、投資の促進に大きく寄与していると指摘している。
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