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世界のベスト100朝食にベトナム料理、バインバオが初登場

2024年09月24日(火)07時00分 公開
世界のベスト100朝食にベトナム料理、バインバオが初登場

<写真:tuoitre.vn>

 

15日にグルメ専門サイトのテイストアトラスが、世界中で人気の朝食トップ100のリストを更新した。

 

ベトナムからは「バインバオ(Bánh bao)」「ボーコー(Bò kho)」「ブンボー・フエ(Bún bò Huế)」「コムタム(Cơm tấm)」の4品が選出されている。

 

今回の更新でバインバオが初めてリスト入りを果たし、他の料理は順位を上げた。

 

バインバオはベトナムの新たな代表として第97位に登場した。この料理は小麦粉で作られた丸い生地の中に、豚ひき肉、キクラゲ、ウズラの卵などを詰め、蒸し上げた肉まんである。

 

蒸し上がったバインバオは芳醇な香りを漂わせ、その香ばしさが多くの人を魅了している。

 

バインバオは元々中国から伝わった料理であるが、ベトナム風にアレンジされ、特に学生や労働者の間で手軽かつ栄養価の高い朝食として人気が高い。

 

ボーコーは第23位にランクインし、ベトナム料理の中で最も高い評価を受けた。

 

この料理は牛肉やニンジン、ショウガ、ターメリックなどの食材を使った濃厚な甘辛いスープが特徴のベトナム風ビーフシチューで、フランス植民地時代のサイゴンで生まれたとされている。

 

パンやインスタント麺と一緒に食されることが多く、付け合わせの香草が風味を引き立てている。

 

第48位にランクアップしたブンボー・フエは、フエ王朝の宮廷料理として知られる一品である。

 

豚や牛の骨が煮込まれたスープは、サテや魚醤、牛バラ肉などが加えられて複雑な風味を醸し出す。

 

この料理は、かつて宮廷料理として提供されていたが、今ではベトナム各地で広く親しまれている。

 

第64位に昇格したコムタムは、南部ベトナムを代表する朝食として知られている。

 

砕米をふっくらと炊き上げ、焼いた豚肉や魚のソースを添えたシンプルながら風味豊かな料理である。

 

特に豚肉を焼く際の香りが通行人を引き寄せるほど魅力的で、ベトナム全土で人気のある一品となっている。

 

これらの料理は、ベトナムの多様な食文化を世界に広める一助となっており、今後もますます注目されることが期待されている。

 

 

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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。


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