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高速道路の路肩で家族団欒、運転手に罰金と免許停止
<写真:dantri.com.vn>
ベトナム中南部のビントゥアン省を通るビンハオ〜ファンティエット高速道路で、緊急停車帯に車両を停止して家族全員で食事を取っていた運転手に対し、警察が行政処分を行った。
11月16日、公安省交通警察局高速道路第6巡回チームは、ビンハオ〜ファンティエット高速道路の緊急停車帯で7人家族が食事をしていた事案について、運転手を取り締まり、1100万ドン(約6万7100円)の罰金と運転免許3カ月間停止処分を科したことを発表した。
発生は15日夜で、同道路を巡回中の警察が、ビントゥアン省ハムトゥアンナム郡ムオンマン村を通過する区間で、7人乗り車両が緊急停車帯に停車しているのを発見した。
車両の後部では7人家族が路上に座り夕食を取っており、非常に危険な状況であったという。
運転手の男性(34)は警察の調査に対し「高速道路を走行中に空腹を感じ、家族全員で持参した食事を取るために緊急停車帯に停車した」と説明している。
今回の違反行為について、高速道路第6巡回チームの代表者は「緊急停車帯での違法駐車は重大な交通違反であり、高速道路の安全を脅かす」と指摘した。
今回の事案では、運転手に対し1100万ドン(約6万7100円)の罰金が科され、運転免許は3カ月間停止された。
ビントゥアン省交通安全委員会によれば、同省を通るビンハオ〜ファンティエット高速道路では、2024年初頭から10月末までの間に13件の交通事故が発生し、9人が死亡、5人が負傷している。
特に9月には3件の事故で3人が死亡、13人が負傷するなど、高速道路上での事故が問題となっていた。
ビンハオ〜ファンティエット高速道路は全長約100kmで、ビントゥアン省トゥイフォン郡ビンハオ村を起点とし、同省ハムトゥアンナム郡ハムキエム村を終点とする。
この道路は他の主要高速道路と接続し、国内輸送網の重要な役割を果たしている。ベトナムでは高速道路での安全意識向上が急務となっている。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。