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イオンベトナム、ハロンで新商業施設を着工へ
<写真:doanhnhan.baophapluat.vn>
イオンベトナムは12月上旬にクアンニン省ハロン市バイチャイ街区において、新たな商業施設の建設を開始する予定である。
同施設は総敷地面積91000㎡に及ぶプロジェクトで、総投資額は5兆1400億ドン(約313億5400万円)を超える。
新商業施設はハロン市バイチャイ街区の「TMDV-D2.1」と名付けられた土地に位置し、カイラン通り沿いに建設される。
建設は12月2日に開始され、2025年4月30日の完成を目指し、建物は5階建てで屋上と地下1階を備え、延べ床面積は約20万㎡となる見通しである。
このプロジェクトは、イオンが10月初旬に発表したハロン市への投資計画に基づくもので、ベトナム北部ではハノイ市やハイフォン市に続く4つ目の商業施設となる。
現在、イオンはベトナム国内で7つの商業施設を運営しており、総賃貸面積は約46万2000㎡に達している。
イオンは近年、新規プロジェクトの開発を積極的に進めており、最近ではカントー市で総投資額5兆4000億ドン(約329億4000万円)以上の商業施設建設計画が承認された。
さらに、5月にはメコンデルタ地域で初のプロジェクトとして、ロンアン省タンアン市における総規模1兆ドン(約61億円)超の商業施設建設を開始した。
また、今後はタインホア省やダナン市での新規プロジェクトの展開も予定されている。
2024年3月から8月にかけて、イオンのベトナム事業は売上高82億円を記録し、前年同期比14%以上の増加となった。
営業費用を差し引いた税引前利益は約24億円に達し、こちらも前年同期比で21%増加した。
ベトナム市場はイオンの海外市場利益の約40%を占めており、同社にとって重要な成長拠点となっている。
2014年の初進出以来、イオンモールはベトナムに約15億ドル(約2315億4000万円)を投資してきた。
今後、ハロン市の新施設が完成することで、イオンのベトナム市場での存在感はさらに高まることが期待される。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。