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ベトナム最大の春祭り、ハノイのオーシャンシティで開催
＜写真：nguoiquansat.vn＞
ハノイ市東部のオーシャンシティにて、1月18日から3月16日まで、ベトナム最大規模の春祭り「東方の光フェスティバル2025」が開催される。
この祭りは580の催し物と1000以上のグルメ・ショッピングスポットを展開する予定で、国内外から大きな注目を集めている。
主催者はこの祭りを複数のイベントを統合した「祭り中の祭り」と位置付けており、訪問者に多彩な体験を提供することを目指している。
このイベントの中心となるのが、ベトナム初開催となる「オーシャン国際ランタンフェスティバル2025」である。
中国、日本、韓国、タイ、ベトナムの5カ国から集まったアーティストや競技チームが参加し、20haの広大な会場には全長2kmに及ぶベトナム最長のランタンロードが設置される。
さらに、高さ5mを超える巨大ランタン26基が展示され、壮大な光の世界を演出する。
このフェスティバルでは、中国の大手企業「復星国際」と協力し、ユネスコ無形文化遺産に登録されている「豫園灯会」の再現も行われる。
テーマは「東方の神秘的な生き物」であり、『嶺南摭怪』や『山海経』に登場する伝説の生物たちがランタンで表現される。
特に「東アジアの龍門」「神樹フータン」「金亀神」「白龍」などの展示が注目を集める見込みである。
ランタンフェスティバルに加え、「オーシャンスプリングフェア」と題した大規模な春の見本市も開催される。
このフェアには250以上のブースが並び、1月18日から1月26日まで実施される「春祭り2025」では、40の省市から集まった特産品や工芸品、盆栽、食品が展示される予定である。
また、全国各地の名物を紹介する「ザンヴォー春市場」では「4000年の正月、五王国の正月」をテーマに58日間にわたり136のブースが出展される。
食品の提供にも力が入っており、ベトナムの伝統料理から海外の名物料理まで幅広いバリエーションを楽しむことが可能である。
バインチュンやフォー、バインクオンといったベトナム料理に加え、日本の讃岐うどんやラーメン、中国の寿麺、イタリアのパスタなど、国際色豊かな味覚が訪問者を魅了する。
祭り期間中はストリートパフォーマンス、ワークショップ、トークショー、映画上映など多岐にわたるイベントが行われる。
毎週金曜日から日曜日にはストリートミュージックが満喫可能な「オーシャンジャム」が開催され、バレンタインデーにはスイーツをテーマにした「スウィートラブフェスティバル」も企画されている。
さらに、3月8日には春の音楽イベント「オーシャンブルーム」、翌9日にはファッションショー「ザ・ボヤージュ・オブ・ラブ」が開かれる。
そして最終日となる3月16日には、韓国の人気アーティストやベトナムの若手アーティストが共演するK-POPフェスティバルが行われる。
このイベントでは韓国料理を満喫するエリアも設置され、音楽と食文化の両面から多文化交流が体験可能となっている。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
