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10代の少年少女に性的暴行、寺の副住職を逮捕

<写真:plo.vn>
ベトナム南部アンザン省の人民検察院は12日、同省チョモイ郡にあるタインホア寺の元副住職であるドアン・クオック・タイ被告(47)を起訴した。
罪状は16歳未満の者への性的暴行および13歳以上16歳未満の者との異常な性交渉とされる。
起訴状によれば、タイ被告は2018年から2024年にかけて、未成年を含む複数の若者に対し、寺院内で性的暴行を繰り返していた。
被害者はタンミー村在住の女性N.T.Tさん(12)、男性N.Q.Đさん(17)、男性H.V.K.Eさん(20)、およびTさんの兄であるN.T.Pさん(19)の4人で、いずれも寺院で奉仕活動を行っていた。
2024年3月、Tさんと兄のPさんがタインホア寺を訪れた際、タイ被告は寺の寝室でTさんに対する性的暴行を試みた。
しかし、タイ容疑者は同性愛者であったため、Tさんと性行為をする際には最後まで至らなかったという。
事件後、被害者たちは家族に相談し、地元警察に通報した。タイ被告はその後、自ら捜査機関に出頭し、犯行を認めた。
捜査の過程でタイ被告と被害者の証言から、2018年以降、Eさん、Đさん、Pさんも同様に被害を受けていたことが判明した。
タイ被告は寺院が無人となる時間を狙い、被害者を寝室に呼び出し、手や口を使った性的行為を強要していた。
また、一部の行為を携帯電話で撮影していたことも明らかになっている。
さらに、タイ被告は犯行後、被害者に20万~200万ドン(約1210~1万2100円)を渡していたと供述した。
捜査当局によると、被害者のうちEさんは13歳未満、Đさんは13歳、Pさんは16歳未満の時期にそれぞれ被害を受けていたという。
現在、当局はさらなる証拠収集を進めており、公判の行方が注目される。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。