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同房の受刑者を刺傷した死刑囚、傷害罪で実刑追加判決
2025年03月03日(昨日)07時00分 公開

<写真:dantri.com.vn>
ハティン省の拘置所でグエン・ゾアン・バン死刑囚(58)が、同房の死刑囚2人を木製の箸で刺傷し、新たに傷害罪で6年の懲役刑を言い渡された。
バン死刑囚は動機に関して「早く死刑執行されたい」という想いがあったと供述している。
ハティン省人民裁判所は27日、同省公安局の拘置所とオンラインで結び、バン死刑囚に対する審理を行った。
バン死刑囚は2020年9月24日に殺人罪で死刑判決を受けており、今回の判決により刑の加算はないが、依然として死刑が確定している。
バン死刑囚はハティン省フオンソン郡出身のグエン・クオック・ゴー死刑囚(34)と、ブークアン郡出身のタン・バン・チュオン・ティ死刑囚(32)と同じ房に収容されていた。
ゴー死刑囚とティ死刑囚はいずれも麻薬密輸の罪で死刑判決を受けていた。
2024年7月29日午前2時頃、バン死刑囚は木製の箸を使用してゴー死刑囚の左目を刺し、全治31%の重傷を負わせた。
さらに、寝ていたティ死刑囚の顔を同じ箸で刺したが、ティ死刑囚は軽傷で済み、その後反撃して看守に助けを求めた。
バン死刑囚は法廷で「死刑判決を受けてから長い間執行されず、焦りを感じていた。他の死刑囚を傷つけることで早く執行されるのではないかと思った」と動機を供述した。
ハティン省では死刑判決を受けた受刑者が執行を待つ間に精神的な苦痛を訴える事例が増えているが、今回の事件はその極端な例となった。
裁判所はバン死刑囚の供述を考慮しつつも、故意の傷害行為として6年の懲役を言い渡した。
バン死刑囚は今後も死刑囚として拘置され、執行を待つことになる。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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