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頻繁に浸水するタオディエン、排水インフラの抜本的見直しが急務

2025年06月06日(昨日)07時00分 公開
頻繁に浸水するタオディエン、排水インフラの抜本的見直しが急務

<写真:nld.com.vn>

 

ホーチミン市の高級住宅街として知られるトゥードゥック市のタオディエン地区において、4日午後に発生した豪雨により、主要道路が深刻な冠水被害を受けた。

 

特に、クオックフオン通り、グエンヴァンフオン通り、タオディエン通りでは、降雨開始からわずか15分で水位が急上昇した。

 

最も深い箇所ではバイクの車輪が完全に水没するほどの浸水が確認された。

 

この地域で慢性的に浸水が発生する主な要因は、地形の低さと老朽化した排水システムにある。

 

例えば、タオディエン通りでは約270mの区間で深さ30cmの浸水が発生し、排水に2時間を要することもある。

 

グエンヴァンフオン通りにおいては、主要な排水口が地盤沈下の影響で機能不全となっており、代替の排水路も勾配不足により排水効率が著しく低下している。

 

市当局は短期的な対策として、排水口の清掃やポンプの稼働強化を進めているが、これらの施策では根本的な解決には至っていない。

 

中長期的には、サイゴン川左岸の護岸整備やニエウロック・ティゲー流域の環境改善プロジェクト、さらにはタオディエン地区の排水システム改修など、2021年から2025年にかけての中期公共投資計画に基づく大規模なインフラ整備が進行中である。

 

タオディエン地区はトゥードゥック市内で特に浸水被害が頻発する24地点の1つとして位置付けられており、住民からは早急な改善を求める声が高まっている。

 

今後の都市開発においては、排水インフラの抜本的な見直しが不可欠である。

 

 

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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。


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