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まるで昭和のバーゲンセール、不動産販売イベントで奪い合い

<写真:vietnamnet.vn>
シンガポール系大手不動産開発企業であるCapitaLand Developmentが手掛ける分譲マンション「Orchard Grand」の販売イベントにおいて、購入登録票をめぐる混乱が発生し、関係当局が事実関係の調査に乗り出した。
このイベントは、9月28日にホーチミン市のトゥードゥック市アンカイン街区で開催されたものであり、登録票を求める来場者が殺到した。
中にはテーブルに登って登録票を奪い合う様子も見られ、その様子を収めた動画がSNS上で急速に拡散した。
これを受け、地元当局はイベントの実態や会場使用許可の有無について、警察に調査を指示した。
主催者であるCapitaLand Developmentは、当日の来場者数が950人を超えたと発表し、全住戸の99%が仮予約されたことを強調して、市場の関心の高さを示した。
一方で、SNS上に拡散された動画については、イベント終了間際の一時的な混乱を切り取ったものであり、直ちにスタッフが対応し、状況の収拾に努めたと説明した。
同社は今後、イベント運営手続きの見直しを行い、再発防止に取り組むとしている。
「Orchard Grand」は、旧ビンズオン省トゥーザウモット市ホアフー街区に建設中であり、24階建て2棟・全517戸から成る分譲マンションである。
同地域では同社が開発する別のプロジェクト「Orchard Hill」(24階建て2棟・全774戸)もすでにほぼ予約済みとなっている。
両プロジェクトはいずれも、総面積18.9haに及ぶ都市開発計画「Sycamore」内に位置している。
この「Sycamore」計画は、CapitaLand Developmentとマレーシア系開発企業United Overseas Australia(UOA)との共同推進によるものである。
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