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ベトナム不動産市場、在庫高水準も回復の兆し
2025年08月27日(本日)07時00分 公開

<写真:cafef.vn>
2025年4〜6月期において、ベトナムの大手不動産企業の在庫が過去最高水準に達した。
ノヴァランド(Novaland)の在庫は約150兆2330億ドン(約8413億2100万円)、ビングループ(Vingroup)傘下のビンホームズ(Vinhomes)も80兆2000億ドン(約4495億8700万円)を記録している。
証券取引所に上場している不動産企業100社以上の合計在庫額は531兆ドン(約2兆9752億円)に上り、年初から11%増加した。
これらの在庫の大半は開発中のプロジェクトや土地で構成されており、建設途中の住宅が財務諸表に反映される性質上、短期的な懸念材料とは必ずしも言えない。
ドン建て金利が低水準にあることも相まって、事業継続に必要な資金調達環境は改善傾向にある。
ホーチミン市では、2025年上半期に未解決であった不動産プロジェクト571件のうち63件について障害が解消され、約9230haの土地および86兆8000億ドン(約4860億700万円)の投資資金が動き出した。
専門家の見解によれば、法的な障害の緩和と金利の低下が市場の回復を後押ししているという。
さらに、SSI証券は、住宅需要の回復と新規供給の増加により、市場は回復基調にあると分析している。
2025年にはホーチミン市とハノイ市で新規供給が合計4万200戸、2026年には4万3000戸に達する見込みである。
ただし、今後の在庫推移には引き続き注意が必要であり、年末まで高水準の在庫が継続する場合には、供給過多に陥るリスクも否定できない。
現時点では、企業の業績改善および市場環境の好転が在庫増加の背景として挙げられる状況である。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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