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アジアの最優秀観光地賞、ベトナムが7度目の受賞

<写真:baovanhoa.vn>
世界的な旅行賞である「World Travel Awards(WTA)」のアジア・太平洋部門授賞式が13日に香港にて開催された。
ベトナムはこの場で「アジアの最優秀観光地」および「アジアの最優秀遺産観光地」の2部門において受賞を果たした。前者の受賞は通算7回目、後者は3回目となる。
今回の受賞は観光資源の多様化や文化遺産の保全・活用に注力してきたベトナムの観光戦略が、国際的に高く評価された結果と位置付けられる。
国家観光局の発表によれば、1月から9月までに訪越した外国人旅行者数は1540万人に達し、前年同期比で21.5%の増加を記録した。
また、国内各地の観光地や企業も多くの部門で表彰されている。首都ハノイは「アジアの最優秀都市観光地」および「短期滞在に適した都市観光地」に選出された。
ホーチミンは「イベント・フェスティバルに適した観光地」および「ビジネス観光地」としての評価を受けた。
さらに、フエを擁するホイアンは「文化都市観光地」に、ニンビン省は「新興観光地」に、ブンタウ市は「都市型リゾート観光地」にそれぞれ選ばれている。
航空および宿泊分野においても、ベトナム航空が「アジアの最優秀航空ブランド」に選出されたほか、国内の高級リゾート施設やホテルが複数の部門で表彰された。
観光業界関係者によれば、ベトナムが今回40部門で受賞したことは、同国の観光産業全体に対する国際的な信頼と評価の表れである。
文化・遺産・地域体験を軸とした観光モデルが、同国の競争力を強化する重要な基盤となっている。
1993年に創設されたWTAは「観光業界のオスカー」とも称され、世界中の業界専門家や一般投票により受賞者が選出される権威ある賞である。
ベトナムの継続的な受賞は、同国がアジア有数の観光地として確固たる地位を築きつつあることを示している。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。