おすすめのプロモーション
食は貧しくてもスマートフォンを買うベトナムの学生たち
共同生活でラーメンばかり食べるような学生たちも、スマホだけは立派だ。
「多くの学生は生活苦でみすぼらしい食生活を送っているのに、高価なiPhoneをなんとか買おうとしている。彼らはスマホ中毒でフェイスブックやベトナム版チャットアプリ『Zalo』に夢中になっている」。教育訓練省が11月10日に開催した青少年のための革命思想教育、道徳、生活に関するワークショップで、Le Duc Hoang博士(党中央宣伝委員会・政治理論部)が今どきの若者についてこう苦言を呈した。
Hoang博士によれば、少なからず青少年が将来への明確な方向性を持てないでいるという。
労働を嫌がる者や勉強を嫌がる者、引っ込み思案で不平ばかりの者、自分自身や社会を豊かにしようという意思がない者もいる。さらに信念を失い、成熟できず、たやすく不法行為に手を染めてしまう者もいる。
特に価値観の乱れや校内暴力が深刻化している。学生の多くは「スマホ中毒」となりフェイスブックやZalo、ビデオゲームに時間を費やし勉強をさぼっている。
「多くの学生がオンラインゲームにはまっている。ゲームの90%以上は暴力的で、うち78%は大量に人を殺す行為が含まれる。健康や学業に悪影響を与え、ゲームをするためのお金を違法行為で稼ぐケースも出ている」
SNSを通じてフィッシング詐欺や違法組織に巻き込まれる場合もある。さらに他人の作品の盗作や文書の盗用、コピーも横行しているといい、学生が1年がかりで書き上げた論文がウェブサイトで20,000ドンで売られているという。
ただ、教育訓練省青少年政治教育部のBui Van Linh副部長は、「青少年の宣伝教育、管理においてSNSの効果的側面も活用すべき」と主張した。
教育訓練省は、「第2期(2016~2020年)ベトナム青年発展戦略実行のための学校における文化的行為に関する計画案」を首相から承認を得るべく作業を進めている。
LINE@
はじめました。
ベトナムで生活する以上、ベトナムで日々起こる出来事にも耳を傾けなければいけません。
しかし、いちいち英語を翻訳するのも面倒くさいし、数が多すぎて何が大事なニュースなのかわからない。
そんな悩みを抱えていませんか?
POSTEのLINE@ではそんなあなたのお役に立ちたいと思い
・知っておくべき3つのニュースを毎日配信
・行きたいレストランを簡単検索!
・お得なプロモーション情報随時配信!
など、ベトナムで生活する上で必要な情報が盛り沢山。
あなたの知りたいがここにあります。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。