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ホーチミンのカラオケ店、安全基準を満たさず約50万円の罰金
土曜日、ホーチミン1区にあるカラオケ店「Karaoke Kingdom」は非常口と火災報知器を設置せず、安全基準を満たしていないことが判明した。地元当局は、このカラオケ店に4600ドル(約49万2200円)の罰金を科した。
ホーチミン人民委員会の1区事務所の副所長Doan Ngoc Hai氏は、カラオケ店の安全基準違反に対して、「利用者は非常口がないと、火災発生時に避難することができない。また、仮に非常口があったとしても、火災報知器がなければ逃げ遅れてしまう」とコメントしている。
Hai氏は、“Captain Sidewalk(キャプテン・サイドウォーク)”の異名で知られており、昨年はホーチミンを安全な街にするためのキャンペーンを率先して行っていた。13人が亡くなった先日のホーチミンの大火災を受け、現在新たな取り組みを開始している。火災の原因となり得るような安全基準を満たさない建物を根絶するために、立ち入り捜査を行うチームを作ったのである。
Hai氏が結成したこのチームは、本格的に活動しており、既にレストランやカラオケバーを含む4店舗を摘発している。
また、Hai氏は「安全基準を違反している店舗が改善をしなかった場合、強制的に解体する」と勧告した。
ハノイ当局は、現在アパート38軒が安全基準を満たしていないという理由で摘発している。一方でホーチミンの捜査チームは安全基準が満たされていない建物を解体し始めている。
今回のようなカラオケ店での火災は、過去にもベトナムで発生している。2016年には、ハノイの大規模火災にカラオケ店が巻き込まれ、13人が死亡した。警察の捜査によると、火元はカラオケ店の近くでの溶接作業だった。溶接工が火を飛び散らせたのが原因である。
火災を起こした溶接工の雇用主は従業員を適切に監視していなかったとして、懲役9年の判決を受けた。一方、火災を起こした溶接工は懲役7年の判決を言い渡されている。
出典:https://e.vnexpress.net/
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