ベトナム、ODAの支出に大幅な遅れか

2019年08月16日(金)00時00分 公開
ベトナム、ODAの支出に大幅な遅れか

ハノイ、カットリン駅-ハドンをつなぐ鉄道計画

 

<この交通計画は、政府開発援助の計画の1つ(写真提供: Photo by VnExpress/Giang Huy)>

 

議会報告によると、今年の1月〜5月のベトナム政府の政府開発援助金支出額は目標額の7%にすぎないという。

 

国会財政予算委員会が14日に発表した報告書によると、1〜5月までの政府開発援助金の支出目標額が28兆ドン(1200万億円)であったのに対して、実際の政府開発援助金支出額は2兆ドン(90億)であった。

 

報告書では政府開発援助金の支出が遅れた原因として、政府の政策難と管理メカニズムの不明確さをあげた。

 

また、支出の遅れで鉄道計画の進捗に遅れが生じ、結果として費用の増加に繋がるとした。

 

6月に開かれた討論会で、アジア開発銀行(ADB)Eric Sidgwickベトナム駐在代表は、ベトナムの平均支出額は他のアジア開発銀行資金の受給者より低いと述べた。

 

ベトナムの官僚的な考え方がこの状況の背景にあると同氏は話した。

 

同氏は、鉄道計画の規模拡大、6ヶ月ローンへの変更、支出費用計画の変更、緊急時の資金利用などにより鉄道計画の変更の際は、投資政策変更の承認を得なくてはいけなくなり、申請中の活動と援助金支払いは停止されていたとした。

 

国会財政予算委員会は、昨年の同時期は支出目標の53.65%しか達成されてなかったと報告した。

 

出典:VNEXPRESS
 

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