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AAG海底ケーブル工事 予想よりも長く
1月8日、AAG国際海底ケーブルに不具合が生じた。2017年に入って初の事故だ。香港、シンガポールとアメリカをつなぐベトナムのインターネット全体の周波数帯域がなくなる現象が起きている。エラーが確認されている場所はブンタウの管理棟から98キロ離れているという。
国内向けインターネットサービスの提供を行うISPは電気漏洩による事故と発表しており、修復予定は1月18日までだという。しかし、AAGの運営側がISPに送った最新の情報によると、作業は1月27日まで続くだろうと予測されているそうだ。確定的な完成期日はまだ知らされていない。
また10日には、連亜海底ケーブル(IAケーブル)も香港の近くの地点でエラーが発生したことが確認されている。この事故により、香港へつながるベトナムの周波数帯域も一時弱くなっている。ISP当局はこの海底ケーブルに関しては修復が進み、今は正常に活動しているという。
現在AAG海底ケーブルのみ不具合の修復が進んでいる。また修復完成予定期間は予想より長くなるとしている。ベトナム国内で非常に重要な役割を担う、AAGケーブルは海外とベトナムをつなぐ回線のうちおよそ6割を占めており、AAGケーブルのエラーはベトナムのネットユーザーに大きな影響を与えるとみられている。
2016年にもAAG海底ケーブルのエラーが相次いだ。3月、6月、8月と9月にケーブルのエラーが確認されている。国内インターネットサービス提供者は今年、インターネットへのアクセスを確保するため、接続チャネルを拡大する予定だという。APGケーブル(Asia Pacific Gateway)を集中して稼働させ、海外とベトナムをつなぐインターネットをつなぐ通信量は現在の2倍になると発表した。ヨーロッパやアフリカをつなぐAAE-1ケーブル(Asia Africa Euro 1)もある。今後多くの国内ネットワークは、シームレスな接続を確保するためにチャネルを拡大していくことが期待されている。
Source: vnexpress.net
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