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ベトナム南部で麻しん(はしか)流行の注意喚起【Family Medical Practice HCMC】
ホーチミンの日本人医師常勤のメディカルセンター「Family Medical Practice HCMC(ファミリーメディカルプラクティス・ホーチミン市)」からホーチミンを始めとするベトナム南部での麻しん(はしか)流行の注意喚起が届きました。
また、ホーチミン市保健局からは、2019年1月〜2月で約2600人以上が麻しんに感染がしたという報告も発表されています。
麻しん(はしか)とは?
麻しんは、麻しんウイルスによって引き起こされる感染症です。
麻しんウイルスに感染すると、約10~12日間後に、熱(40度以上になる場合があります)や咳、鼻水、目の充血などの症状が出ます。症状は1週間〜10日間ほど続きます。
熱などの最初の症状が現れてから数日後に、口内に白色の小さな斑点ができる場合があります。最初の症状が出てから3〜5日後に、赤く表面が平らな発疹がまず顔に現れ、その後全身に広がります。
麻しんは感染者の咳・くしゃみなどによって、空気感染、飛沫感染、接触感染します。周りに感染させる可能性がある期間は、発疹が現れる4日前~発疹が現れてから 4日後の間です
麻しんウイルス感染のリスク・発症
麻しんの予防接種を受けていない乳幼児は、感染する可能性が非常に高くなります。
また、幼稚園や学校等、集団生活の環境で、感染リスクが高くなる傾向にあります。
乳児、5歳以下の幼児、また、大人で免疫力が低下した場合は、症状が重くなることがあります。肺炎(麻しんウィルスによって引き起こされる場合と、合併症として発症する場合があります)、脳炎が発症することもあります。
栄養失調やビタミンA欠乏がよく見られる途上国では、麻しんが失明の主な原因とされています。
麻しんの治療法・対処法
麻しんには特別な治療法はなく、症状を軽減するための対処療法が行われます。感染が確認されたら、周りへの感染を防ぐために、公共交通機関の利用、人が集まる場所への外出は控えましょう。また、十分に水分補給をし、休養を取りましょう。
症状が重い場合は、十分にビタミンAの摂取をしましょう。
解熱・痛みの緩和には、アセトアミノフェンやイブプロフェンを服用をおすすめします。小児の感染症の場合は、アスピリンの服用は避けましょう。
感染拡大予防
感染拡大を防ぐため、衛生には特に気を使うことが重要です。
特に、幼稚園・保育園などでは、トイレの使用後にしっかり手洗い・消毒を行いましょう。
麻しんの予防接種
予防には、 麻しんワクチンの予防接種が最も有効です。
1歳未満、または、MMR(麻しん、おたふく、風疹)の予防接種を受けたことがないお子さんは、予防接種前に医師にご相談ください。結核やがんを患っている、また、 ステロイドや抗がん剤治療を受けている方も、予防接種前に医師にご相談ください。
▶︎ベトナム南部における麻しん流行の警告の詳細情報はコチラ
「Family Medical Practice HCMC」詳細情報
日本語ホットライン: (028) 3822-1919 (救急時24時間対応)
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日本語デスク Eメール: hcmc.jpdesk@vietnammedicalpractice.com
詳細ページ:https://poste-vn.com/family-medical-practice.html
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