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地方自治体、台風MUNへの警戒を促す
<農業・農村開発省のNguyen Xuan Cuong大臣が台風MUNに対処するための会議の議長を務める様子>
東シナ海にあった熱帯低気圧は、7月2日の夕方頃に台風MUNに発達し、クアンニン省、ニンビン省、ハイフォンの各省に影響を及ぼし、7月4日にベトナム本土に上陸する予定だ。
7月3日、ハノイで開催された会議で、農業・農村開発省のNguyen Xuan Cuong大臣は、台風の影響から起こりうるシナリオに対処するために、影響を受ける可能性のある省や都市に対策を講じるよう求めた。
Cuong大臣は、緊急事態に対応するため、関係省庁や被害を受けた地域にある漁船など危険な場所から避難させ、連絡を取り合うよう要求した。
これらの措置に加え、観光船は港や波止場に停泊するよう促した。
Cuong大臣は、ベトナム北部にあるクアンニン省のコートー島にいる4人の外国人を含む1640人の観光客の安全を確保する一方、他の観光客も台風の発生について知らせるよう求めた。
また、同氏は洪水を防ぐため省と市が、とりわけタイビン省で堤防システムの検査を行うよう要求し、貯水池とポンプ場のシステムを検査する必要性を強調した。
ベトナム本土および山岳地帯の居住者は台風の動向について最新情報を把握し、洪水、鉄砲水、地滑りに備える必要がある。一方、救助隊は警戒を怠らず、緊急の対応に迅速に対処するよう促された。
<捜索救助部門のTran Van Dinh大佐>
7月3日午前6時時点で、クアンニン省とクアンチ省の間を運航している漁船、貨物船や観光船は避難所に誘導させてあると大佐Tran Van Dinhは語った。
台風の影響を受ける可能性がある地域のうち、クアンニン省では7月3日午後7時までに住民の避難を完了することに加えて、都市部で発生する洪水を防止するための対策を考案する。
7月3日、ハイフォン、タイビン省やナムディン省などを含む他の州や都市でも、洪水を防止するための措置を講じるとともに、船は波止場や港に停泊するように指示することが望まれる。
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