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ベトナム、海外駐在員が住みやすい国10位に
<3人のベトナム在住者がホーチミンで開催されたワークショップで会話する様子(Nguyen Binh / Tuoi Treより)>
イギリス大手金融会社HSBC社の調査によると、ベトナムは海外駐在員にとって生活、労働、家族を養いやすい国として10番目にランクインした。上位3カ国はスイス、シンガポール、カナダだった。
4日に発表されたHSBC社の「Expat 2019 Global Report」によると、トップ10にはスペイン、ニュージーランド、オーストラリア、トルコ、ドイツやアラブ首長国連邦がランクインした。
年次調査では、163箇所の1万8059人の海外労働者からデータを収集し、調査結果を生活、職業機会、家庭生活の3カテゴリに分けた。
回答者は、ベトナムをそれぞれ12位、3位、20位だと評価した。
回答者は、東南アジアの国々は他の157箇所よりも生活の充実度、住みやすさ、経済の安定、仕事と生活が提供できていると考慮している。
また、ベトナムは文化的で歓迎されるコミュニティランキングでは9位、可処分所得ランキングでは7位、外国人労働者が昇進出来る可能性ランキングでは8位、そして友人が作りやすい環境ランキングでは4位に位置づけている。
「ベトナムの魅力はここ数年で大きく伸びている。特に、外国人居住者は、壮大な景観、活気のある文化、前向きなワークライフバランスに注目している。これにより、ベトナムはすでに海外での生活経験がある外国人居住者にとって有力な選択肢の1つだと考えられている」とHSBCはコメントを残している。
HSBCによると、ベトナムは起業家にとっても魅力的な国となっており、ベトナム政府は企業を推進するために法改正を検討しているという。
一方、世界規模では今年のHSBCの海外駐在員報告は全く注目されていない。
シンガポールは4年ぶりに「最も駐在したい国」としての首位をスイスに奪われた。スイスは昇進の速さ、給与の高さ、そして圧倒的な景色の良さで、ランキングトップに立った。
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