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ベトナム中部、猛暑のため13万8000世帯が水不足か

2019年07月26日(金)00時00分 公開
ベトナム中部、猛暑のため13万8000世帯が水不足か

<2019年7月、ホアイアン県の水田が干害を受けている様子(写真提供:Photo by Vietnam News Agency.)>

 

主要河川の水位が例年の平均値を下回っているため、中央地域の約13万8800世帯は今年の夏に水不足になる可能性があるという。

 

ベトナム農業・農村開発省(MARD)の発表では、タンホア省のソンマー川、ゲアン省のカ川、フーエン省のバ川など、一部の河川では70%以上の減少が見られた。

 

ベトナム通信社の報告によると同地域のダムは25〜60%程度の貯水率で、一部は干上がっているという。

 

タンホア省の気温は6月から36〜38度で、今月のフーエンの気温は39度に達した。

 

同地域の猛暑と乾燥のため、蒸発速度が5〜7mm /日に上昇しており、通常より20〜30%高いと同省は述べた。

 

現在、中央地域の約11万4000世帯が水不足に悩んでいるが、乾季の終わり(北中央地域では7月、南中央地域では8月)まで猛暑が続いた場合、約13万8800世帯に達する可能性があると同省は語った。

 

報告によると猛暑が続いた場合、中央地域では6万5500ヘクタールの米や作物が干ばつ、水不足の影響を受ける可能性があるという。

 

北中央地域、総作物面積の4.5%にあたる約2万1600ヘクタール、南中央地域、総作物面積の4.6%にあたる1万6340ヘクタールが干ばつ被害を受けている。

 

同報告は土壌塩分により、中央地域で5800ヘクタールの作物用水の不足が発生していると続く。

 

同省は中央地域の干ばつや水不足の対策として気象パターンと土壌塩分の監視を強化した。

 

同地域は常に猛暑のため、干ばつや水不足に悩まされてきた。

 

同地域のハティンは4月に全国の最高気温記録を破り、43.4度まで上昇した。

 

2016年に前例のない干ばつと海水の侵入により、60万世帯が水不足を起こし、全国で16万ヘクタールの土壌が塩化し5兆5千万ドン(約23億円)の損失が発生した。

 

出典:VNEXPRESS
 

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