ホーチミンで犯罪率が上昇、新型コロナによる経済打撃で

2020年04月20日(月)00時00分 公開
ホーチミンで犯罪率が上昇、新型コロナによる経済打撃で

政府当局はホーチミンの今年第1四半期の犯罪率が昨年の同時期と比べて10%上昇したと明らかにした。VNエクスプレス紙が報じた。

新型コロナウイルス感染拡大による厳しい経済状況や、政府の措置による人通りの少なさが盗難をはじめとする犯罪の増加につながったとみられている。

 

 

4月14日深夜、ホーチミン8区でバイクに乗った男性2人がナイフを隠し持っているのが発見された。警察が男性2人の行動を不審に思い職務質問をしたという。

男性らは自宅で使うためにナイフを購入したと主張したが、区の警察署に連行された。

 

8区でパトロールをする警察によると、過去2か月間で路上で武器を所持しているとして多くの人々が逮捕されているという。

盗難で逮捕されたうちの多数は、パンデミックで仕事を失ったため犯罪をしたと答えているという。

 

3月30日にはビンタン区で強盗をし、女性を強姦しようとしたとして男性2人が逮捕されている。

この男性2人はトゥドゥック区でも2件の盗難事件を起こしていたという。

3月25日には、ホーチミン中心部でフランス人のカップルがナイフで脅されて盗難に遭う事件が発生した。この事件では10代の犯人が逮捕されている。

 

ホーチミン当局は住民に対して外出自粛要請に従い、強盗を避けるためにも極力外出は避けるように促している。

外出する必要がある場合、早朝や夜遅くの人通りが少ない時間に1人で外出しないよう呼びかけている。

 

 

 

 

※この記事は各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
 

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